更新日:2024年12月6日
新型コロナウイルス感染症は、発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多いことが特徴です。感染しても軽症で治る例も多いが、肺炎など重症化することもあります。特にご高齢の方や基礎疾患のある方が感染すると重症化するおそれがあります。
新型コロナウイルス感染症の感染経路は、飛沫感染、エアロゾル感染、接触感染と考えられていることから、基本的な感染対策が重要です。
- 飛沫感染:感染者のくしゃみ、咳、つばなどのウイルスを含んだ飛沫が、口や鼻などの露出した粘膜に付着して感染します。
- エアロゾル感染:空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込んで感染します。
- 接触感染:ウイルスを含む飛沫を直接触ったか、ウイルスが付着したものの表面を触った手指で露出した粘膜を触って感染します。
基本的な感染対策
まずは手洗いが大切です。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに石鹸やアルコール消毒液などで手を洗いましょう。
咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手で押さえるとその手で触った物にウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他の方に病気をうつす可能性がありますので、咳エチケットを行ってください。
持病がある方、ご高齢の方、妊娠中の方は、流行期には人混みの多い場所をできるだけ避けるなど、より一層注意をしてください。
発熱等の風邪の症状が見られるときは、周囲への配慮として基本的な感染対策をしっかり行い、外出等は控えましょう。
新型コロナウイルス感染の疑いで受診する場合
- 通常の受診と同様に、お近くの医療機関やかかりつけ医にご相談ください。
- 医療機関によって、予約の要否や感染症対策など対応が異なります。受診前には必ず医療機関へ連絡し、受診方法や注意点を確認してください。
- 高齢者等重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、受診するときにはマスクを着用しましょう。
(注)新型コロナウイルス感染に伴う治療薬(コロナ抗ウイルス薬)や入院医療費の公費負担については、R6.3月末で終了しました。通常の保険診療と同様に、1~3割の自己負担がかかります。
新型コロナウイルス感染症の療養について
療養期間の目安
法的な定めはなく個人の判断となりますが、他の人へ感染を拡げないために療養期間の目安が示されています。
- 発症した日を0日として5日間、かつ、熱が下がり症状が軽減して24時間程度が経過するまでは、外出を控えて様子をみましょう。
- 発症から10日間が経過するまでは、不織布マスクを着用したり、高齢者等ハイリスク者との接触を控えたりする等、周囲への配慮をしましょう。
(注)学校では、新型コロナウイルス感染症にかかった場合の出席停止期間が定められています。
症状の悪化で受診や救急車要請を迷う場合
夜間・休日の受診や救急車を呼ぶか迷ったときは、福岡県救急電話相談・医療機関案内(#7119)もしくは福岡県小児救急医療電話相談(#8000)をご利用ください。
詳しくは「救急医療について」ページをご覧ください
新型コロナウイルス感染症に関する相談
新型コロナウイルス感染症後遺症診療相談
新型コロナウイルス感染症にかかった後、ほとんどの人は時間経過とともに症状は改善していきますが、一部の人で症状が長引くこと(罹患後症状、いわゆる後遺症)があることがわかってきました。
症状が改善せず続く場合は、まずはかかりつけ医等へのご相談をおすすめします。
かかりつけ医等をもたない、かかりつけ医での対応が難しいといった場合は、福岡県が福岡県医師会と協力して、後遺症の診療が可能な医療機関の情報を提供しています。
詳しくは、「新型コロナウイルス感染症後遺症診療相談について」(福岡県HP)へ
厚生労働省による電話相談について
感染症・予防接種相談窓口
子宮頸がん予防(HPV)ワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般について、相談にお応えします。- 電話番号:0120-469-283(フリーダイヤル)
- 対応時間:午前9時から午後5時(土日祝日、年末年始を除く)
新型コロナウイルス感染症におけるその他一般相談
宗像・遠賀保健福祉環境事務所0940-36-6098(平日午前8時30分から午後5時15分)
このページに関する問い合わせ先
健康福祉部健康課
場所:本館1階
電話番号:0940-36-1187
ファクス番号:0940-36-2831
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