更新日:2021年9月14日
「フレイル」になっていませんか?
フレイルとは
「フレイル」とは、高齢期に老化が進み、心と体が衰えた状態のことを言います。
健康な状態と、介護が必要な状態の間であり、加齢による低栄養や筋力・筋肉量の減少、社会とのつながりの減少などがお互いに関連しあい、そのままにしておくとフレイルが悪化し、徐々に介護が必要な状態になります。
(東京大学高齢社会総合研究機構・飯島勝矢:作図改編)
かんたんフレイルチェック~こんなことありませんか?~
まずは、フレイルになってないかチェックしてみましょう。- 半年で体重が2~3kg以上減った
- 歩くのが遅くなった
- 疲れやすくなった
- 筋力(握力)が低下した
- 体を動かすことが減った
早くフレイルの状態に気づき、生活習慣などの改善を行うことで、健康な状態に戻ることができます。
「お口」のフレイルも予防しよう!
フレイルはにお口のささいな衰えでおこる、「オーラルフレイル」があります。固いものがかみにくくなった…、お茶や汁物でむせやすくなった…といった変化はオーラルフレイルの入り口です。
食べたいものをいつまでもおいしくいただくために、オーラルフレイルを予防しましょう。
フレイルを予防するには?
フレイルを予防するには、「栄養」「運動」「社会とのつながり」が重要です。
栄養
1日3食、主食・主菜・副菜の三品を揃えましょう
1日3度の規則正しい食事は栄養不足を防ぎます。
定食にみられる「一汁三菜」を基本に献立を考えると主食・主菜・副菜がそろって、バランスが整います。
たんぱく質をしっかりと
動物性たんぱく質(肉や魚介類、卵)や植物性たんぱく質(大豆・大豆製品)を主としたおかずを
毎食取り入れましょう。
運動
高齢期になると、筋肉量が低下していきます。特に足腰の筋肉は、立ち上がったり、歩いたりと日常生活に不可欠な動きにかかわっています。
足腰の筋肉が減ると、バランス力の低下による転倒のリスクが高まります。
自分らしく元気に好きなことができるよう、足腰の筋肉を鍛え、転倒を予防しましょう!
社会とのつながり
社会とのつながりを失うことは、フレイルの最初の入り口であると言われています。
友人や仲間といった「人とのつながり」を維持することが大切です。
外に出ましょう
- 友人や知人などと交流する。
- 買い物やウォーキングをする。
地域の活動に参加しましょう
- ボランティア活動や趣味サークル、運動教室やサロンなどの通いの場に参加する。
宗像市内で地域の住民の方が主催している運動教室はこちらから
フレイル予防にオススメ!週間カレンダー
市健康課では、フレイル予防を習慣的に行っていただけるように週間カレンダーを作成いたしました。
下記から印刷し、冷蔵庫に張るなど普段目に付くところにおいて、ご活用ください。
例:月曜日
このページに関する問い合わせ先
健康福祉部健康課
場所:西館1階
電話番号:0940-36-1187
ファクス番号:0940-37-3046
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。