更新日:2020年4月30日
宗像市(福岡教育大学敷地内)に新たな福岡県立の特別支援学校が設置される予定です。令和7年度の開校を目指しており、福岡県・福岡教育大学・宗像市で連携して準備を進めています。
宗像市への県立特別支援学校の設置に至る経緯
宗像市に県立特別支援学校の設置が決まるまでの主な経緯については以下のとおりです。
福岡県が特別支援学校を3校開校する方針を策定
福岡県では、平成28年11月に「県立特別支援学校の今後の整備方針について」を策定し、今後福岡県内に特別支援学校を新たに3校設置する方針を定めました。
近年、学校教育法の改正などにより特別支援教育の充実と普及が図られる中、特別支援学校への入学希望者は全県的に増加を続けており、とりわけ福岡市近郊の市町を中心に著しい増加傾向がみられます。このため、今後の県立特別支援学校に対する教育ニーズに的確に応え、希望する児童生徒の確実な受入れと質の高い特別支援教育を提供する観点から、福岡県が県立特別支援学校の今後の整備方針を策定したものです。
「県立特別支援学校の今後の整備方針について」(外部リンク)
宗像市が同校の誘致に取り組むことを表明
宗像市では平成29年度施政方針にて、新設の県立特別支援学校の誘致に取り組むことを明記しました。これは本市の特別支援教育の充実を図るため、上記の県方針を受け、この機を逃さず学校の誘致に全力で取り組むことを表明したものです。
誘致のための市の施策として、特別支援教育の分野で高い実績を持つ福岡教育大学と連携し、その敷地内に誘致することで、特別支援教育の相乗効果を目指しつつ、現状山林である当該用地を市で適切に造成することで、誘致の実現を図りました。
福岡県が新設校のうち1校を宗像市に設置する計画を決定
福岡県では、平成31年2月に「県立特別支援学校設置計画」を決定しました。上記の福岡県の整備方針において新設の方針を示していた3校について、その設置場所等に関する計画を決めたものです。この計画において、3校のうち1校については「宗像特別支援学校(仮称)」として、宗像市(福岡教育大学敷地内)を設置場所に定めています。対応する障がい種は「知的障がい」で、小学部・中学部・高等部を設置予定です。また、学校規模としては全体で40学級程度で、開校予定時期については令和7年度としています。
この計画に基づき、現在、福岡県・福岡教育大学・宗像市で連携して開校に向けて準備を進めています。
「県立特別支援学校設置計画」(外部リンク)
特別支援学校を誘致する目的
市立学校における特別支援教育力の向上、特別支援学校利用者の利便性確保、福岡教育大学との連携による専門性の高い特別支援教育の実現、多様な教育的ニーズに応える「教育」都市ブランド向上等、市に多くのメリットが期待されるためです。
特別支援教育において、児童生徒一人ひとりに応じたきめの細かい教育への期待は年々高まりつつあります。特別支援学校は、これに対応する上で中核的な役割を果たす学校です。本市への特別支援学校の誘致は、この社会的ニーズに応えるものであり、特別支援学校に通う児童生徒の利便性の向上をはじめ、特別支援教育において高い専門性を持つ福岡教育大学や市立学校等との連携による教育力向上等、本市の「教育」による都市ブランド確立に寄与することが期待されます。
なお、宗像市における用地整備の詳細については、「県立特別支援学校誘致事業(用地整備)」のページにてお知らせしています。
「県立特別支援学校誘致事業(用地整備)について」(別ページに移動します)
このページに関する問い合わせ先
宗像市教育子ども部学校整備プロジェクト室
電話番号:0940-36-9610
ファクス番号:0940-37-1525
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