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宗像市ゼロカーボンシティ宣言

更新日:2024年9月18日

令和3年10月8日、宗像市は、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。

宣言内容

近年、地球規模での温暖化が原因とみられる異常気象により、世界各地で大規模災害が多発しており、「気候危機」と言うべき深刻な状況にあります。我が国においても、これまでに経験したことのない豪雨や巨大台風等による甚大な被害が発生しています。

このような危機に対して、2015年に合意されたパリ協定では、「産業革命前からの平均気温上昇を2℃未満とし、1.5℃に抑えるよう努力する」との目標が国際的に広く共有されましたが、2018年に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書では、この目標を達成するためには「2050年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにすることが必要」と示されました。

世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を取り巻く美しい海をはじめとする豊かな自然を守り、安心して住み続けられる環境を未来へ引き継いでいくことは、「Save the Sea」のメッセージを掲げる「世界遺産CITY宗像」の使命です。
宗像市は、国際社会の一員として、2050年までに本市の二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロ・カーボンシティ」の実現に、市民や事業者のみなさんと一丸となって挑戦することを宣言します。

宗像市ゼロカーボンシティ宣言書(PDF:120KB)


ゼロカーボンシティとは

環境省が呼びかけている取組みで、「2050年までにCO2(二酸化炭素)を実質ゼロにすることを目指す旨を表明した地方自治体」を「ゼロカーボンシティ」としています。
(注)実質ゼロとは、二酸化炭素排出量と森林などによる吸収量を均衡させる(差し引きゼロにする)ことです。