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100%食べたいもので身体が作られる『いただきます』上映会~8月19日レポート~

更新日:2024年8月19日

みなさんこんにちは、くすくすママレポーターです。

小学生の娘が、赤間小学校学童保育所主催で行われる「いただきます上映会」のチラシを持って帰ってきました。
映画では食育の事業が取り上げられていて「これは観ないと!」ということで、また食つながりに(笑)
今回は、上映会の様子をレポートします。

「いただきます上映会」のチラシ

「いただきます上映会」のチラシ

 

上映会当日

上映会は、赤間小学校学童保育所・赤間地区コミュニティ運営協議会による共催で実施。
赤間小学校の体育館で5月25日に午前と午後の部に分かれて行われ、私は午前10時からの部に参加しました。

  • 上映会上は赤間小学校の体育館
    上映会場は赤間小学校の体育館
  • 会場の様子
    会場の様子


当日は、地域の方・保護者の方に加え、同校の学童の子どもたちと約50名が参加。
にぎやかな上映会となりました

赤間小学校学童保育所の杉眞彦さん

杉眞彦さん

「子どもたちに、幼いうちから色々なモノに触れてほしい!そのため、地区で野菜を育てたり、動物を飼ったりもしたいですね」と話すのは、学童運営管理責任者の杉さん。
笑顔と子どもたちへの愛情にあふれる様子が印象的でした。

 

しあわせは、食卓の中にある

栄養たっぷりの高取保育園の給食

栄養たっぷりの高取保育園の給食

 

映画では、福岡市早良区の高取保育園の食育の取り組みを上映。
ドラマや映画化もされたベストセラー「はなちゃんのみそ汁」でも有名な保育園です。
食育の一環で、定期的に「味噌づくり」も行われ、我が家でも参加したことがあります。

我が家でも、何年か前に「はなちゃんのみそ汁」の映画を観て、娘に味噌汁の作り方を教えました。
娘は、2歳から包丁を上手に扱えたこともあり、みそ汁もお手のもの!
11歳の今では、魚を捌いて刺身も上手におろせるほどになりました。
今回の「いただきます」も、娘と一緒に観たかったのですが、習い事があり断念しました。

娘も小さい頃から味噌づくりに参加。楽しいですよ!

娘も小さい頃からいろんな所の味噌づくりに参加。楽しいですよ!

 

「食べたもので身体が作られる、食べたものが私になる」という考えの下、行われた上映会。
タイトルは、野菜や魚などの命に感謝を表する「いただきます」。サブタイトルは「みそをつくる子どもたち」です。

杉さんのお話もありました

杉さんのお話もありました

毎月100キロの大豆を作る5歳児

高取保育園では、1カ月あたり100kgのみそを消費。5歳児のクラスの子どもたちが仕込んでいます。
「みそ伝達式」というものがあり、5歳児のクラスの卒園前、4歳児のクラスに「心を込めてみそを作る大切さ」を教えます。
人に作ってもらった料理も美味しいけれど、自分たちで作るものは絶対においしい!
こうやって伝統を継承し続けています。

高取保育園での味噌づくりの様子

高取保育園での味噌づくりの様子

 

健康の味方!大豆食品

ここでちょっとブレイクとして豆知識をご紹介!
「畑のお肉」と呼ばれる大豆には、なんと牛肉に相当するタンパク質が豊富に含まれており、味噌汁は肉のスープを食べていることと同じなのだそうです!
みそや納豆などの大豆発酵食品は、何百億もの生命体を生きたまま身体の中に入れ、腸の環境を整える効果があるといわれ、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてくださいね。

 

宗像大豆を食べよう!

令和5年度は、1年をかけて玄海小学校3年生の宗像大豆の授業を取材させていただきました。
宗像大豆の美味しさに感動し、素晴らしさに触れ、自分でも大豆について調べた結果、すっかり“大豆の虜”に!
毎日食べないと落ち着きつかないほどで、今でも「大豆」と聞くとついつい聞き耳を立ててしまいます(笑)

過去4回の大豆レポートはこちらをご覧ください

我が家では、育ち盛りの子どもを3人抱えているので、食事にはより気を使っています。
毎日、大豆食品を積極的に取り入れ、必要不可欠な万能食品です。

宗像大豆を食べて健康になろう!

宗像大豆を食べて健康になろう!

 

100%食べたもので身体が作られる

生きる上で、「何を食べるか、食べないか」を選ぶのはとっても大切なことです。
生まれ育った土地の食べ物を食べること、その知恵と技術は何世代にも渡り受け継がれてきました。

戦後まもない頃と比較すると、現代は食不足に困ることも減り、食生活も欧米化してきました。
それが悪いことばかりではないのですが、アレルギーやアトピーなども増えているのが現状です。

高取保育園は、増え続けるアレルギー園児の解決策を食のあり方に探り、アレルギーを改善しています。
子どもたちのエネルギーの源は、「治療も食事も健康には欠かせない」という医食同源に基づき、伝統的な和食を給食に取り入れています。

よく食べ、よく遊ぶ、元気な子どもに育てたい。
映画からは、古き良き日本の食卓がつくるたくましい命が垣間見れました。

 

参加者の声

映画を観た参加者からは、「我が子のために食育を頑張りたい」「子どもたちが美味しそうに食べている姿に心が強く動きました」との声が。
ママさんの参加が多かったのですが、小学1年生の娘さんと一緒に来ていたパパさんもいました。
普段からよく料理をされているそうで、「日々の食事の大切さに触れ、改めて自宅での食生活を見直したい」とのこと。
思わず、パパと娘さんでみそ汁作ったかなと思いを馳せてしまいました。

 

最後に

今注目されている「オーガニック食品」や「発酵食品」。
昭和初期の食事に通ずるものがあるかもしれません。
改めて、先代の方の考えや技術はすごいな、と誇らしい気持ちになりました。

生まれ育った地のものを“いただく”地産地消。
ぜひ“食のまち宗像”で玄米や大豆製品を食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

赤間小学校学童保育所ではさまざまなイベントを開催

赤間小学校学童保育所では、地域の方々へも貢献したいとさまざまな無料のイベントを開催!
9月15日(日曜日)には、「勝浦人形浄瑠璃上演会」があります。楽しみ!
赤間小学校でやコミセンなどでも告知予定だそうなので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

勝浦人形浄瑠璃上演会(入場無料)

  • 日時:令和6年9月15日(日曜日)午前10時から午前10時30分まで
  • 場所:赤間地区コミュニティ・センター

津屋崎人情浄瑠璃上演会




(表記はレポーターの表現を優先しています)

 

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総務部 秘書政策課 広報政策係
場所:市役所本館2階
電話番号:0940-36-1055
ファクス番号:0940-37-1242

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