魅力あるまちづくりの取り組み
魅力あるまちづくりに、あなたが必要です。
私たち市職員のミッションは「住みたい、住み続けたいまち」をつくること。 次世代を担う子どもたちに宗像市というまちを引き継いでいくため、 私たちは常に一歩先を見ながら、魅力あるまちづくりに取り組んでいます。
世界に誇れる歴史・文化
古代、日本と中国大陸や朝鮮半島との海を介した交流のなかで生れた航海安全への祈りの場は、沖ノ島に始まり、沖津宮、中津宮、辺津宮の宗像三女神への信仰の場として発展し、「神宿る島」を崇拝する伝統とともに今に息づいています。
このような価値が認められ、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」は2017年、ユネスコの世界文化遺産に登録(ユネスコ世界遺産一覧表に記載)されました。
世界遺産に代表される歴史文化に加え、豊かな自然環境や日々の生業などが融合して生まれた風土や景観を、宗像地域の人々は連綿と受け継いできました。この価値を守り、次世代に伝えていくこと、それが今を生きる私たちの使命です。
協働のまちづくり
過疎化や核家族化により地域の共生力の低下がみられる一方、子育てや高齢者支援、防災、福祉、健康づくりなど多様化する地域課題に対応するため、自治会を基盤とする地域コミュニティの形成が必要であり、地域と行政等の協働によるまちづくりが重要視されています。特に、災害時の避難所運営や避難行動要支援者の支援など、コミュニティの果たす役割は大きく、その必要性は高まっています。
市では、平成27年に「第2次宗像市コミュニティ・基本構想・基本計画」を策定し、主体的にまちづくりを行うコミュニティを支援するとともに、地域と行政等がまちづくりの担い手のパートナーとして、お互いの役割を明確にし、対等な立場で行う協働のまちづくりを推進しています。
また、市民活動やボランティア活動、市民参画などを促進するための環境を整備し、行政だけでは担いきれない地域課題の解決や、地域住民と市が一体となった、持続可能なまちづくりに向けて取り組んでいます。
市民参加ワークショップ
先駆性や独自性のある教育施策
市立学校の児童・生徒を対象に、世界遺産学習を核とした「ふるさと学習」を行っています。義務教育9年間を一貫して学ぶことで、世界遺産について深く学び、この環境を守り続けるために自分たちでできることを考え、実行し、発信する子どもたちの育成に取り組んでいます。子どもたちの成長とまちの未来にもつながる、宗像ならではの教育を行っていきます。
企業・地域・市内大学等と協働して宗像ならではの教育資源を生かして、日本や宗像の歴史、文化等を学び、自分自身の考えを持ち、異なる意見や価値観を受け入れる受容力、コミュニケーション力などを育むグローバル人材育成事業を広く市民に提供しています。